『アオイガーデン』刊行記念ピョン・ヘヨン来日トークイベント

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「チェッコリ2周年記念ウィーク」特別イベントに韓国から作家ピョン・ヘヨンさんにお越しいただきます。
クオンから6月下旬発行予定の「新しい韓国の文学シリーズ」第16弾『アオイガーデン』の著者であるヘヨンさんと、翻訳者きむ ふなさんによるトークイベントです。
<イベント内容>


永遠に続く平和など、ありはしない。
猟奇的な想像力で紡がれた8つの物語

グロテスクでありながら美しく、目を逸らしたくとも凝視せずにはいられない――容赦ない筆致で迫りくるピョン・ヘヨンワールドの傑作選。狭いマンホールで身を隠して暮らす子どもたち(『マンホール』)、渓谷で行方不明になった妻のものとおぼしき遺体の確認をする男(『死体たち』)、マイホームを取り囲む不穏な犬の鳴き声(『飼育場の方へ』)ほか、表題含む八編を収録。李箱文学賞を受賞した作家による、鮮烈な短編集。

翻訳を手掛けられたきむ ふなさんが、この作品への思いや現在の執筆についてなど、著者ご本人に伺っていただきます。
※日本語通訳が入ります

 

<著者プロフィール>
ピョン・へヨン(片惠英)

1972年ソウル生まれ。ソウル芸術大学文芸創科を卒業して、漢陽大学国文学科の修士課程修了。
2000年ソウル新聞の新春文芸に短編「露はらい」でデビュー。
短編集『アオイガーデン』『飼育場の方へ』『夜の求愛』『夜が過ぎる』と長編小説『灰と赤』『西の森へ行った』『線の法則』『The Hole』がある。
韓国日報文学賞、イ・ヒョソク文学賞、今日の若い芸術家賞、東仁文学賞、李箱文学賞、現代文学賞を受賞。2013年より明知(ミョンジ)大学文芸創作科教授。

 

<訳者プロフィール>
きむ ふな
韓国生まれ。韓国の誠信女子大学、同大学院を卒業し、専修大学日本文学科で博士号を取得。日韓の文学作品の紹介と翻訳に携わっている。
翻訳書に、ハン・ガン『菜食主義者』、キム・エラン『どきどき僕の人生』、キム・ヨンス『ワンダーボーイ』、孔枝泳『愛のあとにくるもの』、津島佑子・申京淑の往復書簡『山のある家、井戸のある家』など、著書に『在日朝鮮人女性文学論』がある。
韓国語訳書の津島佑子『笑いオオカミ』にて板雨翻訳賞を受賞。

 

<イベント概要>
■日時:7月5日(水)19:00~20:30
■参加費:2000円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

 

⇒ 申し込みはココをクリック!