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『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』

『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』刊行記念イベントとして、著者イ・ジンスンさんとこの本の翻訳者伊東順子さんの対談を、6月にチェッコリで開催しました。

韓国社会に関する記事や本を数多く執筆されている伊東さんから、イ・ジンスンさんへインタビューを行うという方式でイベントが進み、この本でインタビューを受けている人たちや取り上げられているテーマについてもじっくりお話いただきました。

このイベントで皆さんからの質問に答えて下さった部分のダイジェスト動画を、YouTubeで公開しました。
（投稿内のQRコードや、プロフィールのlitlinkからもアクセスできます。）
https://www.youtube.com/@cuonbooks

イ・ジンスンさんのインタビュー記事はなぜこんなにも臨場感があり、その場で一緒に聞いているような感じがするのか、
5年2か月にわたり122名にインタビューをした中から、セウォル号沈没事故で救助に当たったダイバーのご遺族、キム・ヘヨンさんの記事を冒頭にしたのはなぜか、などの質問に答えています。
その中のひとつ、「この本で伝えたかったことは」という質問への答えをこの投稿でご紹介しました。

『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』は、”偉人伝”でないからこそ、心に迫ってくるインタビュー集です。
note「クオンの本のたね」でもプロローグやキム・ヘヨンさんのインタビューなどためし読みができます。
動画と合わせて読んでいただければ嬉しいです。

■BOOK INFORMATION
『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』
イ・ジンスン著、伊東順子訳

■目次
プロローグ

第一部心の命ずるままに
　どうしてそこに行ったのかって？　
　　三人の子どもの父親だからです|キム・ヘヨン
　期待もしない、希望もない、でも原則は捨てない|イ・クッチョン
　私はもっと勇敢であるべきだった|ノ・テガン
　淡々と生きるための、揺るぎなさ|イム・スルレ

第二部傷ついた心を抱きしめる
　大韓民国の老害たちの人生から自分自身を知る|チェ・ヒョンスク
　苦しみの話を、苦しみながら聞いてくれる人|ク・スジョン
　私はレズビアンの母親、フォミです|イ・ウンジェ
　原始的感覚の力|ソン・アラム

第三部懐疑と拒絶で選んだ人生
　無事におばあちゃんになれるだろうか|チャン・ヘヨン
　ピンクのソファを蹴って出てきた「優雅なマッド・ウーマン」
　　|ユン・ソンナム
　英雄でも愚か者でもない民草たちの語り部|黄晳暎
　正解はない、無数の解答があるだけ|チェ・ヒョングク

偉大にて、卑小な、すべての人々へ日本語版刊行に寄せて

訳者あとがき

#韓国社会　#韓国の今を映す12人の輝く瞬間　#本好きさんとつながりたい　#インタビュー集

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